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平成24年派遣労働者実態調査
2015.02.12
平成24年派遣労働者実態調査の概況で労働者派遣に関する(1)事業所調査(主に派遣先)、(2)派遣労働者(個人)に関する調査結果が出ています。 ◆事業所調査 派遣労働者を受け入れる理由は、「欠員補充等必要な人員を迅速に確保するため」が64.6…
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試用期間途中で不採用を伝えるときの2つの注意点
2015.02.11
試用期間とは、採用後に従業員としての適格性を観察・評価するために企業が設けた期間であると解されています。つまり、試用期間中は解約権留保付労働契約が成立しており、試用期間満了時の本採用の拒否は、法的には労働契約の解約、すなわち解雇にあたります…
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派遣先からスタッフに「正社員にならないか?」と採用の打診があった場合
2015.02.10
派遣元事業主にとっては、採用募集をかけ、せっかく時間をかけて育ててきた社員(=自社の「商品」)を派遣先事業主が引き抜くことは、営業妨害と感じるかもしれません。しかし、残念ながら、派遣法では下記の定めがあります。 (派遣労働者に係る雇用制限の…
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36協定の上限を超えて残業が発生する場合の手続き
2015.02.09
派遣先が残業が多い職場の場合、あらかじめ派遣元で「特別条項付きの36協定届」を労働基準監督署に届け出ておくことをオススメします。 具体的には、36協定届に、下記の文言を追記して協定を結びます。 「特別条項 臨時的な受注の増大や集中によって納…
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試用期間中の雇用保険・社会保険についての誤解
2015.02.08
試用期間中は、うちの会社では保険(雇用保険・社会保険)は入れないことにしている。 そのような扱いをされている場合、認識を改める必要があります。 <雇用保険の適用基準>(1)と(2)を共に満たす場合には加入が強制されます。 (1)…
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純資産を減らさない節税~その6 所得拡大促進税制
2015.02.07
所得拡大促進税制は、社員給与(年収)の増加をポイントとする優遇税制です。社員数の増加をポイントとする雇用促進税制との大きな違いは、会社都合による退職があっても適用可能なこととハローワークへの雇用促進計画の提出がなくとも適用可能な点です。月給…
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派遣スタッフの残業・休日労働
2015.02.06
派遣スタッフに残業や休日労働させる場合、派遣元で36協定(時間外・休日労働に関する協定)を締結し、労働基準監督署に届け出が必要です。派遣契約で、派遣先が派遣スタッフに残業や休日労働を命じうる旨を定めたとしても、派遣元で36協定…
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純資産を減らさない節税~その5 雇用促進税制
2015.02.05
経費を増やさず、法人税を減らせば純資産は増加します。 そういう視点で考えると、法人税の税額控除制度は知っておくべきです。特に雇用についての税額控除として代表的なのは、雇用促進税制です。中小企業の場合、2名以上の社員(雇用保険被保険者)の純増…