労働者派遣事業の平成26年6月1日現在の状況
厚生労働省より、「労働者派遣事業報告書」(平成26年6月1日現在の状況報告)集計結果をが発表されました。
昨年の報告書との対比をしてみましょう。「派遣労働者数」は、一般労働者派遣事業での「常時雇用労働者」と「常時雇用以外の労働者」に、特定労働者派遣事業での「常時雇用労働者」を合計した人数です。
年度 | 2013/6/1 時点 | 2014/6/1 時点 | |
派遣労働者数 | 1,270,000(人) | 1,260,000 | |
一般派遣 | 常時雇用労働者 | 512,069 | 488,744 |
常時雇用以外の者 | 474,317 | 489,506 | |
特定派遣 | 常時雇用労働者 | 286,816 | 277,686 |
製造業への派遣労働者 | 常時雇用労働者 | 150,455 | 166,048 |
常時雇用以外の者 | 86,516 | 104,449 |
派遣者数全体としては、昨年度よりも減少傾向です。ただし、一般派遣業では常時雇用以外の者は増加、また製造業派遣者数については、常時雇用・常時雇用以外の者ともに増加傾向です。ちなみに、製造業以外の政令業務については、約53万人(対前年比:8.4%減)、その他の派遣者(一般事務、営業、販売等)の数は約 49万人(対前年比:1.1%減)となっており、製造業への増加の分、他業種への派遣者は減少傾向となっています。